サステナブル ファイナンス

“サステナブルファイナンスの標準を定め、 プラスの変革を促進しています。”

AirTrunkの 取り組み

AirTrunkは、日本・アジア太平洋地域で最もサステナブルなデータセンターを設計、建設、運用しています。事業やプロジェクトへの資金は、サステナブルファイナンスで調達し、日本・アジア太平洋地域におけるデジタルの未来の絶え間ない成長を支え、拡大させてまいります。

AirTrunk は、複数のファイナンスプラットフォームを通じて環境・社会・ガバナンス(ESG)分野で180億豪ドル以上を調達し、世界のデータセンター業界における最大級のサステナブル・ファイナンス発行企業の一つとなっています。

2024年にAirTrunkはブラックストーンおよびCPPIB(カナダ年金制度投資委員会)によって、240億豪ドル超で買収されました。この買収を機に、当社はアジア太平洋地域での急速な成長を支えるため、債務ファイナンスの仕組みをさらに強化しました。現在、180億豪ドルにのぼるすべての資金調達をサステナビリティに紐付けることで、責任ある成長を目指す姿勢を明確にしています。これは、デジタル経済を支える重要なインフラを構築するだけでなく、環境・社会に対しても長期的に良い影響を与えることを目的としています。

Robin Khuda
AirTrunk Founder & Chief Executive Officer

サステナブル・ファイナンス

  • APJ最大のサステナビリティ連動型ファイナンス

    2025年、AirTrunkは既存のファイナンス構造を見直し、日本を除くアジア太平洋地域において、総額160億豪ドルのリファイナンスを実施しました。この再編には、新規開発および既存施設の運用を対象とした、4件のサステナビリティ連動型ファイナンスが含まれています。
    これらの資金調達には、グリーンローンとサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)の両方が組み合わされており、 AirTrunkは、データセンター企業として初めて、グリーンローンにマージン調整を適用しました。このマージン調整によって生まれた資金はすべて、AirTrunkのソーシャルインパクトファンドで活用されます。

    AirTrunkのKPI – エネルギー効率、水効率、ジェンダー間賃金平等

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  • グリーンファイナンス・フレームワーク

    今回の資金調達に合わせ、AirTrunkはグリーンファイナンス・フレームワークを最新の業界標準に合わせて刷新しました。このフレームワークでは、グリーンファイナンスを適用する3つのカテゴリーとして、グリーンデータセンター、再生可能エネルギー、水資源の効率利用を定めました。

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ソーシャル インパクト ファンディング

AirTrunkは、日本を含むアジア太平洋地域のコミュニティと環境にポジティブな変化をもたらすため、サステナブルな資金調達を活用し、新しいソーシャルインパクトファンディングモデルを確立しました。

この革新的なモデルでは、ローン契約におけるマージン調整を活用し、STEM教育、平等なデジタルアクセス、生物多様性と保全、持続可能なイノベーション、災害支援といった分野に資金を充てています。これにより、AirTrunkは業界の新たなスタンダードを打ち立て、人と目的(パーパス)を成長戦略の中心に据えています。

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